2024年10月15日火曜日

ワーホリ帰国後のキャリア戦略

今から10年前、当時の若さと好奇心でオーストラリアへ飛び込んだあの頃の熱い思いを今でも鮮明に覚えています。そして今、再び海を越える決意をしました。
しかし、今回は違います。経験と専門性を武器に、新たなステージを目指そうとしています。

ワーホリで得られた気付き

自分にとっては初めての海外生活で、見るもの触れるものすべてが刺激に溢れていて、それに夢中だったから「チャンスがあったらこのまま永く住めるかなー」とも考えてた。ただ徐々に現実とのギャップに気付いていく。
当時の自分は30歳で、熊本という日本の地方都市で生まれ育ち、特にこれといった専門性もなく大学は選択せずに専門卒で地元で働いていた。将来のことを考えてよりよい職業に就くには教養も経験も必要になる。
ホスピタリティ業界での経験は客観的な評価がされにくく給与が上がりづらい。ビジネススキルを付けていけば昇進もできるだろうが、現場で働いているだけだとそれも難しい。
それと外国籍人材として雇用されるには、対外的に分かりやすい学歴も必要だろう。

現地で出会った日本人のワーホリメーカーと、帰国後のキャリアについて話すことも多かったが、そこで分かったのは自身の専門性を身につけることの重要性だった。手に職を付ける、ということにも近いけど、いつでもどこでも求められるスキルは強い。これから数年の目標はこれだと思った。

帰国後の戦略

帰国の直前に2つのことを決めた。一つは東京で働くこと。もう一つは大学に通うこと。

東京で働く

とにかく機会が多い場所都会に身を置こうと決めた。まだどんな専門性を高めていけばいいか分からなかったから、いろんな業界を幅広く見ることができそうな人材業界への就職を決めた。地方都市のド田舎人間からすると「人材業界??」と全く理解できていないまま内定受理したのは今となっては良い思い出。
東京に住めばフットワーク軽くいろんなイベントに行けるので、たくさんのことを吸収できると思った。

オンライン大学に入学

いわゆるビジネススキルというものを知らないまま30歳になっていた。
それまでこれと言ったハードスキルを必要とされずに働けていたし、周りの先輩たちも同じように見えていた。それなりの波風はあろうが、彼らのように穏やかに人生を歩むんだろうと思っていた。
本屋にはビジネス書がたくさん並んでいる。彼らが語る言葉が自分の人生に影響するようには到底思えなかった。自分の住んでいる地域にそんな仕事があるとも思えなかったし、遠いどこかの星で起きている出来事のように感じられた。そんな遠い星の出来事にかすかな憧れを感じてもいた
ワーホリを通じてこれまで見たことのない景色を知った自分は、次はちゃんと「ビジネス」に立ち向かってみたいと思っていた。それにしてはあまりにも知らなさすぎたので、多岐にわたるビジネス科目を教えるオンライン大学への入学を決めた。

ITのお仕事へ

そして、人材系のお仕事を通じてウェブエンジニアという職業を知り、そこから勉強をして、運良く東京のスタートアップ企業でエンジニアのお仕事に就くことができた。このへんのことはまた別のポストで書きたいと思う。
去年になるが、無事に大学も卒業することができた。休学したこともあり、計7年も在籍していた。当初は再度海外を目指すための「大卒」という称号が目的だったが、ビジネススキルと良い仲間も得られたことは人生にとても良い影響をもたらしてくれている。

新たな挑戦の始まり

今度は「経験を積む」ためではなく、「経験を活かす」ために再度海外を目指す。
この10年で着々と準備をしてきた。スキルと経験をもとにこのまま日本で転職すればきっとそれはそれで良い選択かもしれない。ただ、今は自分の心の声に従ってこのまま突き進んでみたい
語学力と度胸も付いて、仕事の専門性も身につけてきたつもり。不安はないことはないが、それ以上にワクワクしている。