2020年6月7日日曜日

2カ国目のワーホリを諦めた理由

オーストラリアでのワーホリ終了が近づいてくると、ここで終わりたくないという気持ちがめちゃくちゃ襲ってきました。
旅するのが楽しくて、できるだけ長く続けたいと思ってました。奥さんも似たような気持ちでいたようです。

そして、31歳を迎える4日前にカナダのワーホリに応募し、1ヶ月後に無事にワーホリビザ取得しました。
ワーホリビザは申請時に30歳であれば OK 。カナダワーホリの場合、取得したらそこから1年の間に入国すれば、入国日から1年間の滞在が可能なんですね。

ビザ代も払って後は入国するだけだったんですが、結局使いませんでした。

ワーホリメーカーのお仕事


ワーホリで働くことにおいて、大きな障壁があります。それは期間です。

オーストラリアでは、同雇用者の元で連続して6ヶ月しか働くことができません。雇用者にとっても6ヶ月という短期で出ていく人間に対して、例えば、営業であったり、制作系のお仕事のように、中長期で成果を積み上げていくような仕事を与えるのはとても難しいことです。
ということで、ワーホリメーカーにとって一つの大きな選択肢は接客業となるケースが多いです。

地元の人が集うカフェ店員というのはワーホリメーカーにとって喉から手が出るほど就きたい職種です。アジア人経営の店と比較して、賃金が良かったり現地の人と接することができるという理由ですね。
手に職も、特筆すべきスキルもない私たちは、メルボルンで同じように考えていました。
そしてきっとカナダに行っても同じだなと思ったのです。

その頃はバナナ農場で働いていて、賃金は良かったんですが、体を動かしてればどうにかなる仕事だったので、「頭を働かせて働く」ということをとても欲していました。
ワーキングホリデーのホリデーのほうは十分楽しい経験を得られると思うけど、ワーキングの質が上がらないのは辛いなと思ったわけです。

手に職を携えて再トライ


カナダのワーホリを諦めたとはいえ、海外で働くことは諦めていませんでした。
そしてプログラミングスキルを身に着け、晴れてウェブエンジニアとして転身することになりました。
今後の目標はもちろん海外転職ですが、その前に作りたいサービスを形にしたり、もっとスキルアップが必要なので今はその夢の途中という感じです。

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セブ留学で一緒だった日本人の友人は、その後ワーホリでカナダのバンクーバーに行きました。
元々ウェブエンジニアだった彼は、見事現地の IT 企業で働くことになります。本人曰く、スキルや経験があっても仕事探しはめちゃくちゃ大変だったそう。

彼はその後帰国し、日本で外資系のスタートアップベンチャー企業でエンジニアをしていましたが、イギリスのワーホリ YMS に合格し渡英。
ロンドン現地のスタートアップ企業で働いて、昨年ワークビザを出してもらうことになり今もロンドンで働いています。

私も彼の存在がなければウェブエンジニアへの転身は考えていませんでした。
海外で働くという夢を着実に叶え続けている彼の姿勢が今でもお手本です。

その彼についてはこの本に詳しく書かれているので興味あれば読んでみてください 👐

旅するエンジニア2 - nomadineers - BOOTH


2020年6月4日木曜日

個人開発で旅人向けのサービスを作ってます。

エンジニアになる前は、作ってみたいサービスとか浮かんでたつもりなんだけど、エンジニアとして働きだすとそういうの忘れちゃって、お仕事として捉えてきちゃってるよね。
贅沢な悩みですよほんと。

今頭の中にアイデアがふたつあって、一つはちょっと動き出したところ。

本業とか副業とか大学の勉強とか英語の勉強とか、やらなきゃいけないことを差し置いて何やってんだって感じだけど、これも大事な活動なのです。

英語ライティングアプリ

ひとつは英語学習に関するものだけど、やりながら改めて考えるとちょっと熱が冷めてきた感ある。

実際これ使われるんだろうか、とか考えちゃうともうだめだよね。
それくらいのアイデアだったんだって言われればそうなんだけど。

制作を手伝ってもらえる友達も捕まえたけど、
一旦これは中止かなあ。

まるで家の鏡で見た俺はかっこよかったのに、町中だとなぜかダサく見える。そんな心境。

またアイデアとして浮上したときは形にしてやるよ!

旅人向けの音声メディア

世界中を旅する人たちの声を集める音声メディア。
実はこれベータ版はもう出来てる。サンプル音声も入ってるんだけど、技術的なエラーの解消にハマってしまって途中で止まっている案件です。

これは今のところリリースに一番近いものかもしれない。

マーケットとしては局所的でパイも少ないんだけど、じっくりと育てていきたいサービス。

まだシェアはできないけど、いずれ近いうちには発表したい。

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このあいだ書いた記事、よくなかった。誰かの役に立とうとか、シェアしてもらおうとか意識してる書き方になってた。ここはそういう場所じゃないので。
頭の中を整理しようとするとこうなるんだけど、もっと気軽に書かないと自分で書いてて楽しくない。
多分あとで読んでも楽しくないんだ。


2020年6月1日月曜日

エンジニアなら海外移住を目指すのは現実的か?

ワーホリから帰国後、1社を挟んでウェブエンジニアに転職することができました。
ウェブエンジニアに転職した経緯はこの記事にて。


将来海外転職をしたいと夢見てエンジニアになりましたが、本当に可能なんでしょうか。

なぜワーホリメーカーにとってエンジニアは魅力的?


まず最初にエンジニアという言葉の定義をきちんとしておきます。
ここではブラウザで表示するサイトやサービス、またはスマホアプリなど、インターネットを介するサービスを作る人のことを言います。電車の整備をしたり、電柱を登ったりする人ではありません。

海外でも働ける、手に職を、といったキーワードでエンジニアを目指す人が多いと聞きます。私もその内の一人でした。
エンジニア職であろうが営業職であろうが、需要のある職種であれば海外転職は可能です。当然ですが「エンジニアだから」海外転職が可能という訳ではないです。

海外で暮らすエンジニアって何してるの?


海外で暮らすエンジニアのタイプは大きく4つに分かれると思っています。
  1. 日本企業の自社開発を行う
  2. 海外現地企業の自社開発を行う
  3. 日本企業企業または個人から受けた案件の開発を行う
  4. 海外現地企業または個人から受けた案件の開発を行う
(アメリカに住んでドイツの案件を開発する日本人、なんかもいると思いますがそういうのは一旦無視。)

エンジニア業界に入って分かりましたが、自社開発とそうでない開発 (ここでは便宜上、受託案件と呼びます) とでは、まるで違う業界かのように分かれています。
違いはたくさんありますが、今回の話題で気にするとすれば2点あります。
  • 雇用 or 単発
  • 新しい技術を追求 or 既存知識で勝負

自社開発の場合


自社開発に終わりはありません。顧客を満足させるために新しい機能を付けたりエラーを直したりと継続していくものです。効率よく開発を続けていくために同じメンバーでやるほうがいいので、基本的には雇用も継続していきます。

さらにウェブの世界はどんどん進化していきます。今このブログを読んでいるブラウザも日々進化していて、知らないうちに新しい機能が次々と投下されているんです。

ブラウザの進化や顧客のニーズに合わせていくため、ウェブ開発も新しい技術を追求していく必要があります。その度に新しい知識を吸収し、エンジニアとして成長していきます。

受託案件の場合


ランサーズなどで受ける開発案件は基本的には単発が多いです。

ブログや YouTuber の影響を受けまくった人だと3番のケースを目指している人が多そうなイメージでしょうか。ブログサイトの構築や企業サイトの構築の案件を取り、開発して納品して報酬をもらうって感じですね。

ブログや企業サイトの開発に関しては、求められる技術が高くありません。極端な話、一週間も勉強すれば案件受注できます。もちろん顧客によっては高い技術を求めるものもありますが、ほとんどはウェブの素人でもそれなりにできてしまう案件は多いです。

どっちを目指すべき?


私は2番の「海外現地企業の自社開発を行う」ケースを目指しています。
持続的な成長ができることが大きな理由です。ワークビザ取得を目指すならこれしかないかなというのもあります。

直近でいうと、こっそりと1番のケースも狙っていたりします。
新型コロナの影響で私の勤める会社も、全社員リモートワークを余儀なくされています。
もう2ヶ月が経ちますが、仕事への影響は全くと言っていいほどありません。何ならエンジニアチームとしてはコミュニケーションが活発になって、そのおかげで業務に良い影響が出ています。

この状況を受けて、オフィスを手放すかどうかの話がチラホラ出てくるほど。
このまま行けば、今後継続的に全社員 (少なくともエンジニアは) 原則リモートワークという流れが来ています。

こうなれば私が目指すのは1番の「自社開発をしながら海外で生活をする」ケース。
すでにチームのメンバーには理解を得ていますが、会社にもきちんと業務ができることをアピールできれば問題なさそうで、あとはコロナの状況を見ながら実行時期を決めるだけかなというところです。
まだ移住というわけではなく、1ヶ月のお試し移住くらいかなと思っています。

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余談ですが、会社の事業責任者で海外でシェアハウスを経営しているメンバーがいて、定期的に現地に行くのですが、現地で仕事してれば OK となっています。
そういう前例があるので、会社の文化としてはまず問題はない。会社が理解してくれることは結構大きい。

とはいえ、私の目標は「海外で暮らすこと」ではなく「海外企業で働くこと」。
移住先はヨーロッパが第一候補ですが、日本企業の自社案件となるとミーティングにも参加する必要があります。時差の問題があるので、そういう意味でも海外現地企業での雇用を目指すほうがよさそうです。