2020年6月1日月曜日

エンジニアなら海外移住を目指すのは現実的か?

ワーホリから帰国後、1社を挟んでウェブエンジニアに転職することができました。
ウェブエンジニアに転職した経緯はこの記事にて。


将来海外転職をしたいと夢見てエンジニアになりましたが、本当に可能なんでしょうか。

なぜワーホリメーカーにとってエンジニアは魅力的?


まず最初にエンジニアという言葉の定義をきちんとしておきます。
ここではブラウザで表示するサイトやサービス、またはスマホアプリなど、インターネットを介するサービスを作る人のことを言います。電車の整備をしたり、電柱を登ったりする人ではありません。

海外でも働ける、手に職を、といったキーワードでエンジニアを目指す人が多いと聞きます。私もその内の一人でした。
エンジニア職であろうが営業職であろうが、需要のある職種であれば海外転職は可能です。当然ですが「エンジニアだから」海外転職が可能という訳ではないです。

海外で暮らすエンジニアって何してるの?


海外で暮らすエンジニアのタイプは大きく4つに分かれると思っています。
  1. 日本企業の自社開発を行う
  2. 海外現地企業の自社開発を行う
  3. 日本企業企業または個人から受けた案件の開発を行う
  4. 海外現地企業または個人から受けた案件の開発を行う
(アメリカに住んでドイツの案件を開発する日本人、なんかもいると思いますがそういうのは一旦無視。)

エンジニア業界に入って分かりましたが、自社開発とそうでない開発 (ここでは便宜上、受託案件と呼びます) とでは、まるで違う業界かのように分かれています。
違いはたくさんありますが、今回の話題で気にするとすれば2点あります。
  • 雇用 or 単発
  • 新しい技術を追求 or 既存知識で勝負

自社開発の場合


自社開発に終わりはありません。顧客を満足させるために新しい機能を付けたりエラーを直したりと継続していくものです。効率よく開発を続けていくために同じメンバーでやるほうがいいので、基本的には雇用も継続していきます。

さらにウェブの世界はどんどん進化していきます。今このブログを読んでいるブラウザも日々進化していて、知らないうちに新しい機能が次々と投下されているんです。

ブラウザの進化や顧客のニーズに合わせていくため、ウェブ開発も新しい技術を追求していく必要があります。その度に新しい知識を吸収し、エンジニアとして成長していきます。

受託案件の場合


ランサーズなどで受ける開発案件は基本的には単発が多いです。

ブログや YouTuber の影響を受けまくった人だと3番のケースを目指している人が多そうなイメージでしょうか。ブログサイトの構築や企業サイトの構築の案件を取り、開発して納品して報酬をもらうって感じですね。

ブログや企業サイトの開発に関しては、求められる技術が高くありません。極端な話、一週間も勉強すれば案件受注できます。もちろん顧客によっては高い技術を求めるものもありますが、ほとんどはウェブの素人でもそれなりにできてしまう案件は多いです。

どっちを目指すべき?


私は2番の「海外現地企業の自社開発を行う」ケースを目指しています。
持続的な成長ができることが大きな理由です。ワークビザ取得を目指すならこれしかないかなというのもあります。

直近でいうと、こっそりと1番のケースも狙っていたりします。
新型コロナの影響で私の勤める会社も、全社員リモートワークを余儀なくされています。
もう2ヶ月が経ちますが、仕事への影響は全くと言っていいほどありません。何ならエンジニアチームとしてはコミュニケーションが活発になって、そのおかげで業務に良い影響が出ています。

この状況を受けて、オフィスを手放すかどうかの話がチラホラ出てくるほど。
このまま行けば、今後継続的に全社員 (少なくともエンジニアは) 原則リモートワークという流れが来ています。

こうなれば私が目指すのは1番の「自社開発をしながら海外で生活をする」ケース。
すでにチームのメンバーには理解を得ていますが、会社にもきちんと業務ができることをアピールできれば問題なさそうで、あとはコロナの状況を見ながら実行時期を決めるだけかなというところです。
まだ移住というわけではなく、1ヶ月のお試し移住くらいかなと思っています。

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余談ですが、会社の事業責任者で海外でシェアハウスを経営しているメンバーがいて、定期的に現地に行くのですが、現地で仕事してれば OK となっています。
そういう前例があるので、会社の文化としてはまず問題はない。会社が理解してくれることは結構大きい。

とはいえ、私の目標は「海外で暮らすこと」ではなく「海外企業で働くこと」。
移住先はヨーロッパが第一候補ですが、日本企業の自社案件となるとミーティングにも参加する必要があります。時差の問題があるので、そういう意味でも海外現地企業での雇用を目指すほうがよさそうです。


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