2014年8月10日日曜日

セブの語学学校。授業の質の前に自身のヤル気の質。

さてさて、続きです。

授業の中身について。





マンツーマン授業


フィリピン語学学校の一番のメリットでもあるマンツーマン授業です。
私の場合は4コマありました。

正直に言います。


ReadingListeningの授業は必要ありません。
かといって削る事は出来ません。




まずReadingについては、テキストのArticleを読み、難しい単語も多いので事前に調べておいたり。そして授業でそれについて個人の意見を述べていくやり方でしたが、初回の授業で先生にクレームを出しました。
こんなのしたくないとハッキリ。


まず使うテキストの内容が古代エジプト、遺伝子研究などアカデミック過ぎた内容ばかりだったので、「俺卒業してもこんな単語使わない」と拒否しました。
は自分でピックアップした英語の文章でやってほしいと言うとあっさりOKだったので、次の日はTEDから好きなトピックをピックアップして印刷して持っていきました。
後半はちょっと面倒だったので、学校に置いてあるTIME誌をコピーしてそれを使っていました。
といっても発音を指摘してもらいながら読んで、それに関係するような話題からほとんどフリートークのような感じでしたが、元のやり方よりは幾分もマシです。
取り扱う題材もContemporaryなので日常でも耳にする機会の多いテーマや単語でした。
「あれ、何か違う」と思ったらハッキリと言わないと勿体無いです。お金払ってるんだし。
それと先生も授業が減る、イコール収入が減る事になるので、ちょっとした授業のアレンジは聞いてくれます。





もう一つのListeningですが、これは家で出来る。
先生がLaptopから音声を流し、テキストを見て正解を選ぶ。
英語のテストのリスニングパートみたいな事をずっとしていきます。
ハッキリいって先生も暇です。ただ再生ボタンと一時停止を繰り返すだけの簡単なお仕事ですから。
私の先生は美人で(!)、ヤル気もあったので、こちらが理解するまで何度も繰り返してくれたり、ちょっと上級の問題もいきなり出してきて意表を突いてきたり、工夫を凝らしてくれる方でした。
友人の担当の先生は授業中に寝ていたようで、マネージャーにクレームを出してました。


当たる先生それぞれかもしれませんが、それでもやはりこんなの自分でやるのと大して変わりません。
むしろテキストの音声の発音が、なんかToo muchというか大袈裟というか。
韓国で使われているテキストのようなんですが、声の抑揚が強すぎてアニメっぽかったり。
個人的には担当の先生が美人でなければボイコットしても何の損もない感じでした。
すいません正直で。




グループ授業

私を受け持っていた先生は2コマとも恵まれたほうだと思います。
隣のクラスも男子の雄叫びが聞こえてきたり、突然誰かが歌い出したり間違いなく楽しそうでした。
「自分から積極的に発言しないと機会を無くす!」とちょい意気込んで挑みましたが、これは先生と生徒次第です。私の場合、先生が上手く発言のターンを回してくれたので皆平等に発言出来ていました。
一つ問題があるとすれば、ガールズトークになってしまう可能性大ということくらいでしょうか。
先生は女性が多く、ちょっとそういう話題が出るとすぐに盛り上がって、結果男子が置いてけぼり、という事はまぁなかなかそれなりに頻繁にありました。笑
私はそれに割って入る事も出来ず、話題を変える事も出来ないしがないジャパニーズGuyですよ。
奥さんとはどこで出会った?とか、どっちから付き合ったの?とか、恋愛遍歴を聞かれるので、照れずに英語の勉強だと思って包み隠さずに告白しましょう。






ネイティブ授業

ネイティブ授業は、テーマ(趣味とか好みとか、身の回りの事が多い)についてそれぞれが自分の意見を話して、先生がそれを訂正しながら授業を進めていきます。
主に自分の発言を基にして「こういう言い回しが自然だよ」と指摘してくれるので、謂わば”日常で役立つフレーズ集”をそれぞれで作っていくような授業だったように感じます。今思えば。

2週間経った頃にネイティブの先生から授業後に呼び出しをくらい、「お前のレベルだとこのクラスじゃ役不足だから、上のレベルのDiscussionクラスへ来なさい」と言われまして、わざわざテキストを買い直す手間とお金を掛けて、Discussionクラスへ移動と相成りました。
なら最初から言え!最初のテキスト代返せこのやろー!



Discussionクラスはというと、、、
チョームズカシカッタデス。




先ず以て、テーマがCyber CrimeとかAIDSとかUFOとか。
アカデミック過ぎて周りに着いて行くのに必死だったけど、この経験が一番自分のヤル気も引き出してくれたし、”毎日頭フル回転”状態にさせてくれたので、何か新しいシナプスとか繋がりまくりで、とっても楽しい経験でした。


とまぁ、こんな感じの授業です。







前も言いましたけど、良いか悪いかは当人がこのチャンスをしっかり活用できるかどうかに懸かっています。

ジャパニーズの友人がどうやら知人らしき人に電話していました。(聞きたかった訳じゃなくてロビーで堂々としてるから聞いてしまったんですが・・・)
「僕はあまりセブの留学はオススメしませんねー。結構日本人も多いからその人達と話してしまって。食事も合わないし、寮も・・・」
だそうです。


まぁこの件は私達の中では笑い話になってますが、結局自分次第です。
粗探しすれば何だって嫌になるものです。

というか元々ほとんどの生徒がネイティブの国での留学を希望していながら、主にコストの理由でここに来ている訳です。
ほとんどの人が初めからフィリピン留学を第二希望としてチョイスしたはずです。
俺だってお金があればネイティブ国で行きたかったわい!

エージェントの情報を鵜呑みにして過剰に期待してしまっている人。
結果、英語の学習の大事な自主性という点を人任せにしている人は、セブでの生活を日本での義務教育のように感じているのかもしれません。

たくさんの情報を仕入れて、取捨選択して挑んで下さい。

少しでもお役に立てれば幸いです。





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